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『Quick Japan』SPECIAL EDITION表紙にミュージカル「忍たま乱太郎」登場(5/22追記)

『Quick Japan』SPECIAL EDITION版の表紙に『ミュージカル「忍たま乱太郎」』より鈴木祐大 × 反橋宗一郎 が登場!

対談インタビュー
稽古場潜入レポート
忍ミュ ヒストリー etc…


【5/22追記】

『ミュージカル「忍たま乱太郎」』は、今年で初演から15周年。観る者を惹きつける理由のひとつに、本公演に魂を捧げた“演者たちの情熱とクリエイティビティ”がある。

初出演から5年目の鈴木祐大(食満留三郎役)と、約10年目になる反橋宗一郎(善法寺伊作役)の心に灯り続けている、『忍ミュ』への強い覚悟と愛情とは? 6月18日(水)発売予定の『Quick Japan』vol.178『ミュージカル「忍たま乱太郎」』15周年特集から、ふたりの対談インタビューを一部抜粋して公開する。

ほかの舞台にはない「ファミリー感」が魅力

──反橋さんは2016年、鈴木さんは2020年からミュージカル『忍たま乱太郎』(以下『忍ミュ』)に出演されています。

鈴木 ソリさん(反橋)、2016年から!? すごっ。

反橋 そうですね。約10年目の伊作です(笑)。

 

──初出演から今に至るまで、『忍ミュ』への向き合い方に変化はありましたか?

鈴木 最初のころは本当に無我夢中で、先輩方がつなげてきた歴史を、なんとか自分もつなげねばという気持ちだけでした。5年経った今は、自分はもう新しく入ってきたキャストさんたちを引っ張っていかないといけない立場なんだなというふうに考えが変わりました。

反橋 僕は善法寺伊作という役が、それまでの役者人生の中で一番大きい役だったんです。なので、初出演の第7弾のときから「絶対にこの役は手放したくない」と思っていました。役者として、同じ役をずっとやり続けるのがいいことなのかどうか……という気持ちもあるんですけどね。

──それほど強く「役を手放したくない」と思ったのは、人生で一番の大役だったという理由だけですか?

反橋 いや、出演しているうちに、僕自身が『忍ミュ』のファンになっちゃったんですよね。『忍ミュ』って、よく“忍たまファミリー”という言葉を使うんですけど、文字どおり、ほかの舞台にはないファミリー感があるんです。稽古場に行ったら、小学生からおじいちゃんまでいろんな年代の人がいて、実家に帰ってきたような気持ちになるんです。

鈴木 そうですね。

 

反橋 キャストだけじゃなく、お客さんも家族みたいに温かい。だから僕は初出演のキャストに必ず「緊張すると思うけど、そのまま出てみ」って言うんです。心配しなくても、お客さんが温かく迎え入れてくれるから大丈夫だって。

それで、戻って来たらみんな言うんですよ。「本当っすね。ヤバいっすね、『忍ミュ』!」って。その雰囲気も最高で。出演者みんなで、もっともっと上に行きたいとずっと思っています。

──鈴木さんも、初出演のときにファミリー感を感じましたか?

鈴木 そうですね。僕の場合は、六年生の中でひとりだけキャストが入れ替わるかたちだったんですが、できあがっているカンパニーにあとからひとりで入るのって、緊張するじゃないですか。しかも、コロナの影響で初出演する予定だった公演は中止になってしまったんです。

ようやくまた公演できるようになって、初日が終わったあと、六年生のキャストが全員で僕のところに来てくれて、「おめでとう。やっとファミリーになったな」って言ってくれたのが、すごく印象に残っています。



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